生理中のヨガ

2013年6月21日

生徒さんからこんな質問がありました。
Q.「生理中はヨガをしていいんでしょうか?」

A. 一般的に経血量の多い日は避けた方が良いと言われています。
特に深く体をねじる動きや腰を浮かすような逆転のポーズ〔例えば、鋤(すき)のポーズ等〕は、血液が逆流してしまう可能性があるので避けた方が良いでしょう。

対して腰が床についた「魚のポーズ」等は生理中でも大丈夫!
こちらは甲状腺のバランスを整えると言われていて、甲状腺とは喉ぼとけのすぐ下にあり、体の発育を促して、新陳代謝を活発にする甲状腺ホルモンを分泌しているところ。健康で暮らすために、なくてはならないホルモンなのです。

また、足裏を合わせて座る合蹠(がっせき)のポーズは、骨盤周囲の血行が良くなるので生理前~生理中にかけてゆったりスローダウンしたい時にもおすすめです。

それに生理前にイライラしたり、気分がふさぎやすい時は、どうしても肩が内に入って胸も閉じてしまいがち。
猫背のような姿勢では、背中の筋肉が徐々にひきつれて、生殖器の働きに通じる腰椎4番の辺りが滞ってしまいます。そうすると、卵巣などのホルモンもキレイに分泌されなくなってしまうので、そういう時は、胸を開いてゆっくり呼吸するだけでも心身の不調が和らいでいきますので、ちょっと意識してみてくださいね(^0^)/~

一番大切なのは、自分の体に尋ねてみて「無理をしないこと」。
何よりもご自分の体がやりたくないことはやらなくてOKですよ☆

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